バッサ・アテシーナは、アルト・アディジェ(南チロル)で最も広いワイン醸造地域であるとともに、最も暖かい地域です。近くにガルダ湖があることで温暖な気候となっており、カベルネ・ソーヴィニョンのような晩熟の品種も元気に育ち、濃厚な味と完璧なバランスを持つワインが製造されます。また、ボルザーノからボルザーノ県の最も南に位置するサロルノに向かうと、ブドウ園は標高200mまで下がります。反対に、バッサ・アテシーナにはアルト・アディジェ(南チロル)で最も高いところにあるブドウ園も存在しています。マグレ(Magrè)の里を見下ろすファヴォーニャ(Favogna)地区は標高1000mを超え、ミュラー・トゥルガウ のブドウが完璧に育ち、熟します。

このような両極端の標高を持つバッサ・アテシーナは、他の多くのブドウ品種を栽培するにあたって理想的なテロワールとなっています。例えばマッゾン(Mazzon)やモンターニャ(Montagna)は、ピノ・ネーロ栽培の本場とされており、まさに発祥の地であるテルメーノ(Termeno)に育つゲヴュルツトラミネールは、国際的レベルで評価をますます高めています。

栽培面積: 1,872 ヘクタール
ブドウ園の標高: 海抜200~1000 m
土壌: 苦灰石や石灰を多く含む岩石、テルメーノからコルタッチャにかけては粘土質の岩屑の堆積物が混ざる。それよりも南部では、砂を多く含む泥灰土。
製造: 白ワイン66%、赤ワイン34%の割合
最も多く栽培されているブドウ品種: ピノ・グリージョ、シャルドネ、スキアーヴァ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ネーロ