ミュラー・トゥルガウ（Müller Thurgau）
生き生きとした、フロレアルなニュアンスがある白ワイン
このリースリングとマッダレーヌ・ロワイヤルの交配品種は世界中で栽培されていますが、アルト・アディジェ（南チロル）では非常に生き生きとしたアロマ豊かな品種となります。その理由は、この土地では、ミュラー・トゥルガウは、栽培地域によって、ナツメグの香りのほかに、ミネラルのニュアンス、リラ、ジェラニウム、柑橘類、クロスグリのフロレアルなアロマを発揮するからです。
栽培に適した土地
イザルコ渓谷（Val d’Isarco）、アルト・アディジェ（南チロル）南部の、海抜550～1000メートルの風通しの良い高地の岩屑（せつ）土。
近親者のいくつか
アルト・アディジェ（南チロル）の他の白ワイン用ブドウ品種
ソーヴィニョン・ブラン（Sauvignon blanc）
白い服を着た由緒ある誘惑者
ゲヴュルツトラミネール（Gewürztraminer）
素晴らしいアロマを秘めたカリスマを持つワイン
ケルナー（Kerner）
アルト・アディジェの白ワインの中では強い性格を誇る詩人
ヴェルトリーナー（Veltliner）
イザルコ渓谷のアロマの達人
ピノ・グリージョ（Pinot grigio）
意外なポテンシャルを広く持つプロフェッショナルな白ワイン
シルヴァーナー（Sylvaner）
日当たりの良い斜面から来た、さわやかで洗練されたワイン
リースリング（Riesling）
高地を好む誉れの高い名ワイン
シャルドネ（Chardonnay）
エキゾチックなオーラを持つ国際的スター
ピノ・ビアンコ（Pinot bianco）
アルト・アディジェの有名な白ワインの中で最もさわやかでフルーティ
